松本美穂と松本崇博が執筆した Power BI 自習書シリーズの「No.1 無料で利用できる Power BI を試しみよう」の HTML 版です。 日本マイクロソフトさんの Web サイトで Word または PDF 形式でダウンロードできますが、今回、HTML 版として公開する許可をいただきましたので、ここに掲載いたします。[2015年12月29日]
ダッシュボードでは、自然言語(Natural Language)を利用して、質問形式(Q&A)でグラフを作成することもできます。この機能は、「Power BI Q&A」と呼ばれています。
1.まずは、次のように[質問]ボックスに「面積」と入力して検索してみます(文字を入力するだけで、自動的に検索が行われます)。
面積の合計(全都道府県の面積を合計したもの)が 37万7970 km2であることが分かります。
2.この結果は、次のように[ピン留め]ボタンをクリックすることで、ダッシュボードに貼り付けることができます。
3.ダッシュボードに戻るには、次のように[<] ボタンをクリックします。
4.ダッシュボードでは、ピン留めした面積の合計が配置されていることを確認できます。
5.次に、[質問]ボックスに「面積 地方」と入力します。
地方ごとの面積が、横棒グラフで表示されることを確認できます。
6.次に、[質問]ボックスを「面積 地方 as treemap」に変更します。
Treemap グラフに変わったことを確認できます。このように、Power BI Q&A では「as グラフ名」と入力することで、グラフの種類を変更することができます。
7.次に、「面積 地方 as funnel」で、Funnel(漏斗)グラフに変更してみます。
グラフが変更できたら、[ピン留め]ボタンをクリックして、ダッシュボードにピン留めします。
8.ピン留めが完了したら、[<] ボタンをクリックします。
ピン留めしたグラフが配置されていることを確認できます。
9.配置したグラフの場所は、次のように任意の場所に変更することができます。
10.続いて、[質問]ボックスに「2010年」と入力します。
2010年の人口(全都道府県を合計した人口)が 1億2806万人であることを確認できます。これも[ピン留め]ボタンをクリックして、ダッシュボードにピン留めしておきます。
ダッシュボードに戻って、ピン留めした人口の合計を確認します。
11.全体の合計値などは、次のように左上に配置することで、ダッシュボードらしくなります。
1.ダッシュボードに配置したパーツ(タイル)のタイトルは、次のように[タイルの詳細]ボタン(鉛筆のマークのアイコン)をクリックして、変更することができます。
2.画面右側に[タイルの詳細]ペインが表示されるので、[タイル タイトル]に任意のタイトル名を入力することができます(画面は、2010年の総人口 と入力)。
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