松本美穂のコラム

みなさん、こんにちは。スポーツの秋といいますが、何か運動はされていますか？
私は今月は仕事でこもりがちの日々が続いています。腹筋とスクワットだけは心がけているのですが、先日お客様先の打ち合わせ先で迷子になり、ちょっと走っただけで夜は筋肉痛に...。
やはり使う筋肉が違うのだなと感じました。全身運動を心がけていきたいものです。

■ SQL Server 2008 R2 Reporting Services

前回のコラムに引き続き SQL Server 2008 R2 Reporting Services について CTP2 を使用して試しています。
マップ機能は予想していたよりもずっと操作が簡単です。

Report Builder 3.0 のマップ機能

この成果は、近いうちに SQL Server 2008 R2 の自習書で公開できると思います。お楽しみに。

■ SQL Server 2008 Reporting Services のグラフいろいろ

松本美穂 blog（SQL Server 中心ノート）に Reporting Services で作成したグラフを掲載したところ、反響がよかったので、こちらにも載せておきたいと思います。

Reporting Services の応用的なグラフ

立体棒グラフ

最大値と最小値で色を変えているところがポイントです。

二重ドーナツグラフ

二重ドーナツのテンプレートはないので、2つの円グラフを重ね合わせているところがポイントです。また、真ん中に合計値を取得しています。

補助円付き円グラフ

補助円付き円グラフはプロパティでスタイルを設定すれば容易に作成できます。

■ 新刊「SQL Server 2008 の教科書」のお知らせ!!

こちらも、既にブログではご紹介しているのですが、ソシム社より「SQL Server 2008 の教科書」がでました。

内容的には、ホントの超入門書で、SQL Server 2008 だけでなく、従来のバージョンのユーザーの方にもお読みいただけるものだと思っています。
普段からお世話になっているマイクロソフトの斎藤泰行様に推薦文まで書いていただき、私たちの本にしては、珍しくカッコイイ仕上がりで、感謝でいっぱいです。
目次は、私のブログか、ソシム社のサイトでご確認ください。

松本美穂 blog「SQL Server 2008 の教科書を執筆しました」
http://d.hatena.ne.jp/miho_matsumoto/20091015/1255579758

ソシム社のサイトの目次
http://www.socym.co.jp/book/4883376826.html

マイクロソフト斎藤泰行様の推薦文
http://blogs.technet.com/sqlpm-j/archive/2009/10/23/sql-server-2008-10-30.aspx

■ 「SQL Server 2008 運用管理入門」書籍もあります

日頃から特によくご質問いただく、SQL Server のバックアップやインデックスについての基本情報は、「SQL Server 2008 運用管理入門」（日経BPソフトプレス社刊）で載せています。

タイトル的にはなぜかこちらの書籍の方がやさしい感じがしますが、「SQL Server 2008 の教科書」よりも一歩進んだ内容になっています。
「SQL Server 2008 運用管理入門」の目次は次のとおりです。

第1部 バックアップと復元
第1章 バックアップの概要と第1部の実習環境
第2章 オフライン バックアップ
第3章 オンライン バックアップの基本操作
第4章 ログバックアップと差分バックアップ
第5章 障害発生直前までの復旧
第6章 その他の TIPS

第2部 インデックスの基礎とメンテナンス
第7章 インデックスの概要と第2部の実習環境
第8章 インデックスの基礎
第9章 インデックスの構造と内部動作
第10章 インデックスの保守

第3部 監視ツールの基本操作
第11章 監視ツールの概要と第3部の実習環境
第12章 データ コレクションとパフォーマンス データ コレクション
第13章 プロファイラによる監視
第14章 システム モニタによる監視
第15章 動的管理ビュー（DMV）による監視

第4部 データ パーティションの基本操作
第16章 データ パーティションの概要と第4部の実習環境
第17章 データ パーティションの設定手順
第18章 データ パーディションの動作確認
第19章 スライディング ウィンドウのシナリオ
第20章 一部のデータ ファイル破損時の復旧手順

この本は、私たちが執筆した SQL Server 2008 自習書シリーズから生まれたものなので、そちらをお読みいただける方はそちらをご利用ください（カラーですし）。
SQL Server 2008 の自習書シリーズはかなりのページ数で、印刷すると結構な紙の量になりますので、印刷がたいへんという方やお手元に置いておきたい方は、本書をご活用いただければと思います（実際にそういう方々のご要望を受けて、書籍化されました）。