松本美穂と松本崇博が執筆した SQL Server 2016 自習書シリーズの「No.3 Reporting Services の新機能」の HTML 版です。 日本マイクロソフトさんの Web サイトで Word または PDF 形式でダウンロードできますが、今回、HTML 版として公開する許可をいただきましたので、ここに掲載いたします。 なお、記載している内容は、2016年 9月時点での情報になります。[2018年12月29日]
次に、作成したモバイル レポートをレポート サーバーに保存してみましょう。
1.モバイル レポートを保存するには、モバイル レポート パブリッシャーで、次のように[モバイル レポートの保存]アイコンをクリックします。
2.これにより、[名前を付けてモバイル レポートを保存]ページが表示されるので、[サーバーに保存]をクリックします。
3.このように[サーバーに保存]を選択することで、レポート サーバー上にレポートを保存できるようになります。なお、ここでは[ファイル システムに保存]を選択した場合は、ローカル マシン上のファイルとしてレポートを保存することもできます。
4.次に、[サーバーに接続]ページが表示されるので、レポート サーバーへの接続情報を入力します。
[サーバー アドレス]には、「レポート サーバー名/reports」と入力します(サーバー名だけでなく、/reports を付けて、レポート マネージャーへのアドレスを http:// を付けずに入力することに注意してください)。
5.また、[セキュリティで保護された接続を使用]のチェックは外します。[セキュリティで保護された接続を使用](セキュア接続の利用)は、SSLを利用した暗号化接続(https を利用したレポート サーバーへの接続)になりますが、これを行うにはレポート サーバー側で設定が必要になるので、ここではチェックを外して接続します。
6.[現在の Windows アカウントを使用する]がチェックされていることを確認して[接続]ボタンをクリックします。
もし、接続が失敗する場合には、[サーバー アドレス]に指定したアドレス(/Reports を付け忘れていないかどうか)や、パスワードなしのユーザーで接続しようとしている場合には、ローカル セキュリティ ポリシーの[セキュリティ オプション]で「空のパスワードの使用をローカル ログオンのみに制限する」が有効になっていないかどうかなどをチェックしてみてください。
7.続いて、[名前を付けてモバイル レポートを保存]ページが表示されるので、レポート名や保存先を指定します。
8.[新しいレポート名]には、「レポート テスト」など任意のレポート名を入力して、[保存]ボタンをクリックします。[場所]では、レポートの格納先となるフォルダーをレポート サーバー上の任意のフォルダーに変更することができますが、今回は、ルートへ保存するため、このまま(空白のまま)にしておきます。
9.保存が完了した後は、モバイル レポート パブリッシャーも終了しておきましょう。モバイル レポート パブリッシャーは、右上の[×]ボタンで終了します。
第60回:SQL Server 2017 自習書 No.3「SQL Server 2017 Machine Learning Services」のご案内
第59回:SQL Server 2017 自習書 No.2「SQL Server 2017 on Linux」のご案内
第58回:SQL Server 2017 自習書 No.1「SQL Server 2017 新機能の概要」のご案内
第57回:SQL Server 2017 RC 版とこれまでのドキュメントのまとめ
第56回:「SQL Server 2016 への移行とアップグレードの実践」完成&公開!
第55回:書籍「SQL Server 2016の教科書 開発編」(ソシム)が発刊されました
第54回:「SQL Server 2016 プレビュー版 Reporting Services の新機能」自習書のお知らせ
第 53 回:SQL Server 2016 Reporting Services の新しくなったレポート マネージャーとモバイル レポート機能
第 52 回:SQL Server 2016 の自習書を作成しました!
第 51 回:PASS Summit と MVP Summit で進化を確信!
第 50 回:新しくなった Power BI(2.0)の自習書を作成しました!
第49 回:Excel 2016 の Power Query を使う
第 48 回:新しくなった Microsoft Power BI ! 無料版がある!!
第 47 回:「Microsoft Azure SQL Database 入門」 完成&公開!
第 46 回:Microsoft Power BI for Windows app からの Power BI サイト アクセス
第 45 回:Power Query で取得したデータを PowerPivot へ読み込む方法と PowerPivot for Excel 自習書のご紹介
第44回:「SQL Server 2014 への移行とアップグレードの実践」ドキュメントを作成しました
第43回:SQL Server 2014 インメモリ OLTP 機能の上級者向けドキュメントを作成しました
第42回:Power Query プレビュー版 と Power BI for Office 365 へのクエリ保存(共有クエリ)
第41回:「SQL Server 2014 CTP2 インメモリ OLTP 機能の概要」自習書のお知らせです
第40回: SQL Server 2012 自習書(HTML版)を掲載しました
第39回: Power BI for Office 365 プレビュー版は試されましたか?
第38回: SQL Server 2014 CTP2 の公開
第37回: SQL Server 2014 CTP1 の自習書をご覧ください
第36回: SQL Server 2014 CTP1 のクラスター化列ストア インデックスを試す
第35回: SQL Server 2014 CTP1 のインメモリ OLTP の基本操作を試す
第34回: GeoFlow for Excel 2013 のプレビュー版を試す
第33回: iPad と iPhone からの SQL Server 2012 Reporting Servicesのレポート閲覧
第32回: PASS Summit 2012 参加レポート
第31回: SQL Server 2012 Reporting Services 自習書のお知らせ
第30回: SQL Server 2012(RTM 版)の新機能 自習書をご覧ください
第29回: 書籍「SQL Server 2012の教科書 開発編」のお知らせ
第26回: SQL Server 2012 の Power View 機能のご紹介
第25回: SQL Server 2012 の Data Quality Services
第24回: SQL Server 2012 自習書のご案内と初セミナー報告
第23回: Denali CTP1 が公開されました
第22回 チューニングに王道あらず
第21回 Microsoft TechEd 2010 終了しました
第20回 Microsoft TechEd Japan 2010 今年も登壇します
第19回 SQL Server 2008 R2 RTM の 日本語版が公開されました
第18回 「SQL Azure 入門」自習書のご案内
第17回 SQL Server 2008 自習書の追加ドキュメントのお知らせ
第16回 SQL Server 2008 R2 自習書とプレビュー セミナーのお知らせ
第15回 SQL Server 2008 R2 Reporting Services と新刊のお知らせ
第14回 TechEd 2009 のご報告と SQL Server 2008 R2 について
第13回 SQL Server 2008 R2 の CTP 版が公開されました
第12回 MVP Summit 2009 in Seattle へ参加