松本美穂と松本崇博が執筆した SQL Server 2012 自習書シリーズの「新機能編 No.2 AlwaysOn による可用性の向上」の HTML 版です。 日本マイクロソフトさんの Web サイトで Word または PDF 形式でダウンロードできますが、今回、HTML 版として公開する許可をいただきましたので、ここに掲載いたします。[2014年12月26日]
リスナーは、仮想サーバー名/仮想 IP アドレスになるもので、クライアントからの接続時に利用されるサーバー名(SQL Server の名前)になります。
1.作成されたリスナーを確認するには、次のように[可用性グループ リスナー]フォルダーを展開します。
2.リスナーは、内部的には、WSFC のリソース(ネットワーク名および IP アドレス リソース)として登録されます。これを確認するには、次のように WSFC の管理ツールである「フェールオーバー クラスター マネージャー」を起動して、[サービスとアプリケーション]を展開します。
次に、作成したリスナー(AG1_Listener)を利用して、SQL Server への接続を試みてみましょう。
1.オブジェクト エクスプローラーで、次のように[接続]メニューの[データベース エンジン]をクリックして、リスナーの名前を入力し、[接続]ボタンをクリックします。
何の問題もなく接続できることを確認できます。
2.次に、データベースを展開して、テーブルなどを参照できることを確認しておきましょう。
3.次に、オブジェクト エクスプローラーでリスナー名を右クリックして、[プロパティ]をクリックし、サーバー プロパティを表示してみます。
[名前]には、実際のプライマリの名前(SERVER1)が表示されていることを確認できます。
4.次に、リスナー名を右クリックして[新しいクエリ]をクリックし、「SELECT @@SERVERNAME」を実行すると、プライマリの名前が返ってくることを確認します。
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第37回: SQL Server 2014 CTP1 の自習書をご覧ください
第36回: SQL Server 2014 CTP1 のクラスター化列ストア インデックスを試す
第35回: SQL Server 2014 CTP1 のインメモリ OLTP の基本操作を試す
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第26回:SQL Server 2012 の Power View 機能のご紹介
第25回:SQL Server 2012 の Data Quality Services
第24回:SQL Server 2012 自習書のご案内と初セミナー報告
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